キンラン・ギンランが咲いています。

季節の山野草を楽しめる堀兼・上赤坂公園では、キンラン・ギンランが開花しています。
キンランは埼玉県では絶滅危惧種Ⅰ類に分類されており、全国レベルでも絶滅の危険が増大している貴重な植物です。

木漏れ日の雑木林の中にひっそりと咲くキンラン。
黄色の愛らしい花の上で休んでいるバッタも見つけました。

こちらはギンランです。毎年キンランに少し遅れて花を咲かせます。
小ぶりの純白の花がか弱く、美しいです。
残念なことに誰かに抜かれてしまい、その場に捨てられているものを見つけることがあります。
守っていきたい希少な草花。
ご覧になるときは、ぜひその自然の姿を大切に、そっと眺めていただけると嬉しいです。
チューリップの芽がたくさん出てます。

3月に入って、昼間はお日様たっぷり。先月までの寒さが嘘のようにぽかぽかです。
春の気配を感じて、公園ではチューリップの芽が次々に出てきました。

お日様を浴びて気持ちよさそう。
幼稚園や小学校のみんなと植えたチューリップも順調に顔を出しています。
チューリップは冬の寒さにしっかりあててあげるのが大切です。
温度の低下という刺激で眠っていた花芽が動き出し、花を咲かせます。
開花は4月中旬頃。その頃にはきっと春本番です。
寒さを耐えて、ひともお花ものびのびとできますね。
今から開花が楽しみです。
お雛様を飾りました。

3月3日は桃の節句、雛祭りです。
堀兼・上赤坂公園では、今年もお雛様を飾りました。

公園の雛飾りはダイナミックな7段飾りです。
最近のご家庭では少なくなっているのではないでしょうか?
おなじみの三人官女や五人囃子はもちろん、お殿様にお付きの右大臣、左大臣、
少し聞きなれない仕丁(してい 宮中の雑用係)まで勢揃いです。

女の子の健やかな成長や幸せを祈る雛祭り。
雛人形は子供たちの代わりに事故や病気から守ってくれるとされています。
雛飾りは啓蟄(けいちつ)の日頃に仕舞うのが良いようです。
今年は3月5日。
啓蟄の日とは二十四節季で、暖かくなり生き物が土の中から出てくる時期のこと。
ひな祭りが終われば春はもうすぐそこです。
公園にお越しの際はどうぞひな祭りを眺めて春の訪れを感じてください。
狭山茶染めでマイバッグをつくろうが開催されました!

当初8月に予定しており、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となっていた
「狭山茶染めでマイバックをつくろう」イベント。
約半年を経て、2月20日に開催することができました!
地域の特産品である狭山茶を贅沢に使用した染液で、コットンの手提げバッグを染め上げます。
今回は公園の近くにあるお茶屋さん、宮野園さんの煎茶を使用させていただきました。

まずはバッグに柄を付けます。
輪ゴムで縛った部分が染まらず、白くぬけることで模様が出る仕組み。絞り染めです。
ビー玉やおはじきをバッグに留めて…仕上がりを想像しながら作業していきます。

準備ができたらお茶を濃く濃く煮出した染液に投入します!
さてさて、どんな模様が仕上がるのか…この時点ではまだまだ分かりません。
染めている待ち時間は染め物についてお勉強をしながらのんびりと過ごします。
色止めも行って、スタートから約1時間30分。いよいよ完成です!
絞り柄の輪ゴムを外してみると…



わー素敵!みんなとってもきれいに染め上がりました!
どれも世界に一つだけのマイバックのできあがり。
味も香りも色も楽しめる。狭山茶の新しい魅力を感じられるイベントとなりました。
くりすますかざりをつくろうが開催されました!

もーいーくつねーるーとーおしょうがつー♪
おっとその前に、子供たちの楽しみにしているクリスマスを
忘れてはいけませんね。
12月も後半戦に入った19日、堀兼・上赤坂公園では公園で収穫した松ぼっくりを利用した
「くりすますかざりをつくろう」イベントが開催されました。
松ぼっくりの形を活かして、クリスマスツリーとトナカイの飾りを作成します。

早速作成開始。
まずはツリーの色塗りから。緑・赤・白のクリスマスカラーで松ぼっくりに自由に色を塗っていきます。色の塗分けを考えたり、いくつかの色を混ぜてみたり…子供たち、集中してます。
色塗りが終わったら、絵の具を乾かしている間にトナカイづくりへ。
まずはお鼻と目と耳を付けます。
これだけでかわいい生き物らしさが出てきます。



そしてモールで手足と角をつけて…トナカイの完成!
松ぼっくりでつくるトナカイたちは、顔も体格も1つも同じものがありません。
今年も個性豊かな仲間たちが完成しました。

トナカイが完成したら、ツリーの仕上げです。
色を塗った松ぼっくりに、ポンポンやビーズをくっつけて…
こちらもトナカイに負けず劣らずの個性あふれる作品ができました。


子供たちの発想はおおらかで、いつも驚かされてしまいます。
世界に一つだけのクリスマスオーナメントで、サンタさんをお迎えできたでしょうか。
こんなにかわいい飾りがあったら、サンタさんもきっと喜ぶな…と感じたイベントとなりました。
