注目してみると

三角花壇をよく見てみると、なんともうチラホラ菜の花が咲いています。
しかし、冬は公園の見どころがない、と思う方も多いのではないでしょうか。
確かにお花も緑も他の時期に比べると少ないと感じるかもしれません。
この時期だからこそ、目を凝らして観察してみましょう。

上向きに咲いたお花のような、これはなんでしょう。
正解はユリノキの果実の殻です。
お花は5月~6月頃が見頃で、黄色くチューリップのような形をしていますが、
果実は翼状の薄い果実が寄り集まった形をしています。

あの黒くてゴツゴツした塊はなんでしょう?
これは、コブシの実から種が出た後の殻です。
春に咲くお花は白く、初夏につける実は熟すと赤くなります。

このツンツンしているのはなんでしょう?
これはカツラの実です。
秋ごろにみのった実が、まだ枝に残っています。
実は熟す過程で黄緑色から茶色になり変化しますが、その形からまるで小さいバナナのようです。
このように、春を迎える準備を着々としている植物たち。
注目してみると新たな発見があるかもしれません。
冬の公園の様子も楽しみください。
ロウバイが見頃です

前回の公園だよりの最後にもご紹介した、ロウバイが見頃を迎えています。

ロウバイといえばふわっと漂う甘い香り。
よく観察すると花びらの質感が蝋(ろう)のように艶やかなのも特徴的です。

黄色のお花といえばマンサクも忘れてはいけません。
今はまだまだ固いつぼみです。
例年2月上旬に咲き始め、中旬~下旬に見頃を迎えます。

この写真は昨年の2月下旬に撮影したものです。
見ごたえのあるマンサク並木を楽しみにしていてください。
あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたか。
和光樹林公園では1月初めにプレーパークを開催しました。

未就学児を対象としたイベントで、自然に触れあいながら自由に遊ぶをテーマとしています。
わこう子育てネットワークさんと協力しながら、子どもが伸び伸びと遊べる場を提供しました。

葉っぱに触ったり、切り株に登ってみたり、虫を探したり。
公園ならではの発見も楽しむことができます。
他にもハンモックやお絵描き、積み木などで遊びました。

たき火も用意しました。
あたたまることができたかな?


最後にわこう子育てネットワークさんに手遊び・絵本の読み聞かせをしていただき終了です。
子どもたちみんな夢中になっていました!
イベント以外も楽しめます!
よく目を凝らすとロウバイが咲き始めています。
早春の足音を感じる和光樹林公園にぜひ遊びに来てください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

冬花壇 現在の様子

師走の寒さとなんとなく慌ただしさを感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
11月初めに植えた花壇の花があっという間に成長してきました。

植えた当初のナデシコとキンギョソウは大半がつぼみでした。
しかし、今は花が咲き始めてとても色彩華やかです!

春に近づくとより彩がより豊かになります。
変わりゆく花壇の様子をお楽しみください。

2024年も残りわずか、本年も大変お世話になりました。
来年も皆様のご来園をお待ちしております。
どうぞ良いお年をお迎えください。
どんぐりの木を植樹をしました

公園内の木は、倒木などの危険から皆さんを守るため、枯れてしまった場合やむなく伐採することがあります。
一方で、和光樹林公園では世代交代していく新しい木の植樹もしています。
今年も、子どもたちと一緒にどんぐりの木を植樹しました。

コナラ・クヌギなどを植樹しました。
植えた苗は和光樹林公園でひろったどんぐりを発芽させ、成長させたものです。
来年度以降の植樹の苗を作るため、どんぐりの種まきもしてもらいました。
その後、NPO和光・緑と湧き水の会さんにどんぐりのお話をしていただきました。

植えた苗が大きくなるのは何年もかかります。
数年前に植樹した木は当初30㎝くらいでしたが、現在は2mを超えています。
ゆるやかな、しかし確かな成長を暖かく見守ってあげてください。
