公園だより

公園スタッフから、日々のできごとやお花の情報などを発信しています。

モンクロシャチホコ

一時期に比べると、だいぶ暑さも和らいできました。
でも秋はもう少し先でしょうか、
しばらく外にいると蒸し暑く、
過ごしやすい気候とまでは、まだ言えませんが。。。

写真:「モンクロシャチホコ」について
現在、桜の木の下などで見られるモンクロシャチホコ。
黒色に黄白色の毛、体長5センチ程で
サクラなどのバラ科の植物の葉を食べる蛾の幼虫です。
体を反らせる姿がシャチホコに似ていることが名前の由来だそうです。
ケムシが嫌いな方は見るだけでゾッとすると思いますが、
人には害はありませんので安心してください。
(加熱して食べることも出来るそうですよ!)

テングダケなどのキノコ出現

今年もいろいろな種類のキノコが出現しています。
毒キノコのテングタケも生えていました。
カサの表面に白いイボのあるキノコです。
キノコは見た目は可愛いですが、
種類を特定するのがとても難しいので
触ったり取ったりせず、見て楽しんでください。

ヤブラン

公園内で群生していたヤブランとシャガを株分けして
花壇に移植したものが根付き、ヤブランが花を咲かせています。
(シャガの花の時期は4~5月です。)
ヤブランはとても丈夫で手のかからない常緑性の多年草(しかも耐陰性もあるんです)なので、植栽材料として広く使われています。

今年の夏は本当に暑くて、この先どうなってしまうんだろうと不安になってしまう程でした。
今までは夏に耐えられた植物も枯れてしまったりして、
私達だけではなく植物にとっても夏はとても過酷なものとなっています。
花壇計画も見直していく必要がありそうです。

暑い夏に元気に咲く花

猛暑が続く夏でも、公園で元気に咲いている花を紹介します♪

多目的広場で咲くメランポジウムは、こぼれ種でよく育ちます。

ノウゼンカズラ

つる性の植物で、夏から秋にかけて毎年大きなオレンジの花を咲かせています。

ネペタキャットミント

ボランティア花壇で広がるように咲いています。
丈夫で開花時期も長く、寒さにも強い多年草です。

ブッドレア

フォトスポットで咲いてます。
長い円錐形の花からは甘い香りがして
チョウが集まります。
英名ではバタフライブッシュとも呼ばれています。

ハナトラノオ

夏から秋に優しいピンク色の花を咲かせます。
寒さにも強い多年草です。

カリブラコア

今年の夏秋の駐車場花壇へ植えました。
大きく広がってくれることを期待しましたが、
今年の夏は暑く少し元気がないですが、
何とかもってくれています。

ミソハギ

毎年せせらぎで7月~9月にかけて咲く湿生植物です。

スイレン

6月から9月に水辺を彩ります。
多くのスイレンの花は午前中に開き、
午後になると閉じるものが多く午前中が見頃とされています。

オーシャンブルー

彩の森テラスに咲くオーシャンブルー。
暖地であれば、冬に枯れてしまっても地下の茎が残ります。
寒さに弱く霜に弱いため、マルチングか盛り土をしておくと
冬越しも期待できます。
公園では冬が来る前に
水にさし、発根したものを春に植えています。

ニチニチソウ・アンゲロニア・ユーフォルビアダイアモンドフロスト

彩の森テラスの前の花壇の花たちは
暑さに負けず元気に咲いています。

草マルチで暑さ対策

花壇では暑さ対策として草マルチを行っています。
地上部を刈り取り、土壌の上に均等に敷き詰めます。
土の乾燥を防ぎ、雑草の発生を抑える効果があります。
環境にもやさしく土壌改良にも繋がります。
8月のボランティア活動では、フラワーサポーターの方々
多目的広場にある花壇の除草作業と草マルチを行いました。
暑い夏の花壇の除草作業はとても大変ですが
フラワーサポーターの方々が率先して作業してくださり
短い時間で効率の良い作業が出来ています、ありがとうございます♪

ボート花壇の準備

ボート花壇の準備をしています🌻

水洗いしているところです。
スタッフ2名で丁寧に、細かな汚れも洗い流していただきました。
何色に変身するか、お楽しみにしてください。

コバトン広場へ新しいスポット

新しい写真スポットになる
Boat flower gardenを設置します。

イベント「ボートをペンキで塗っちゃおう!」
日時 8月20日(水)16:00~(雨天延期日8月26日)

夏休みの思い出に、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

※詳細はイベント情報でご確認ください。

酷暑日が続いています🌞

関東では40℃を超える日が続出しています。
危険な暑さが続いているため、
外出するときは最大限の暑さ対策が必要です。
こんな暑さの中でも、セミの元気な鳴き声が聞こえてきます。

本日見られた蝶

大型のタテハチョウ、アカボシゴマダラ

青や緑に光る、カラスアゲハ

ヒマラヤスギ

とても大きなヒマラヤスギ。
枝がとても特徴的です。
彩の森入間公園にはこの他にもメタセコイアやポプラ、ユリノキなどの素敵な樹木があります。

2025年の立秋は8月7日。
立秋は秋の始まり、
秋に向け季節が移り変わり始めるという意味だそうです。
少しづつ暑さが和らいで、
ゆっくりと公園を散策して新たな発見をしたり、
ジョギングやウォーキングなどを一日中楽しむ事が出来る、
そんな季節が早く来ると良いですね。

夏の風物詩

木々の低い場所にはセミの抜け殻、夏を感じる象徴的な存在です。

シオカラトンボ

アオスジアゲハ

夏の木の実いろいろ

オニグルミ

クヌギ

ミズキ

マユミ

ノハナショウブ

せせらぎで大きく育ったノハナショウブを株分けして
下池に植え付けました。
来園者の方にも「花が咲くのが楽しみです」と
言っていただきました♪

ミソハギ

ミソハギは、湿地に咲く多年草で紫色の花が目を引きます。
毎年この時期になると、せせらぎを彩ります。

暑い日々が続いています。
彩の森入間公園には木陰が沢山あり、
安心して散歩することができる、というお声もいただいておりますが
来られる際には熱中症対策を万全にお願いいたします。