地場の木材を活用した森の砦づくり

造園・外構工事

保育園

保育園用ツリーハウス風コンビネーション遊具

当地のアイデンティティー形成のために、多摩産材である杉、檜を活用し、オリジナルのツリーハウス的な小屋組みとネットを組み合わせたドキドキ橋を設計施工。盛土によるマウンド上に設置するため、基礎は元地盤より築造し、経年における沈下やねじれ等にも対応可能な構造とした。
(事例:青梅市今寺保育園)

ニーズ

新築する園庭に、協調性を持って遊び、冒険することを目的としてこどもたちの砦を築造。

安全性の確保を第一としながらも、こどもたちの冒険心をくすぐる、ツリーハウス風の木製の砦を築造。檜や杉の無垢材を用い、小屋組みの中心には枝付きの皮むき丸太をシンボリックに組み込んだ。これらは地元の木材店の協力を仰ぎつつ、ドキドキ橋(鋼材とネット)は遊具メーカーの協力を得て相互調整の上、一体の施設とした。周囲の樹木は、計画地が生産をやめた植木苗圃であり、これらの樹木を根回しのうえ移植養生して活用したものである。斜面の芝生は、雑草抑制効果のあるセンチピート・ティフブレアをソッド貼りとし、下地に侵食防止のための特殊ナイロン繊維性植生保護マットを使用した。

実施施工図(抜粋)

イメージパース

ひまわり越しに見るツリーハウス。既存樹の活用により、伸びやかで自然度の高い園庭が創出できた。

建築工事に先立ち、現地にあった樹木は春に根廻しをかけ、秋に仮植し、冬季本施工に活用した。

基礎型枠完了時の検寸状況

ポンプ車を利用したコンクリート打設状況

盛土完了後、木造作中

木造作全景

ぐるぐる花壇とツリーハウス全景

ドキドキ橋やロープクライミングは冒険のフィールド

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