経年の樹木の肥大、形状変更をコントロールする、
樹木の適正管理手法
ソリューション
●緑地管理技術
中低木の更新・再生技術
ただ漠然と樹冠りに刈り込むことをやめ、適期(概して植物生育期直前)に、計画的に高さ、勾配、厚み、同時に段の位置等を定めて、樹種の性質を踏まえて実施する。特に生垣では、水平線、垂直線やコーナーの美しさを重視、低木においては、角を出すのか丸めるのか明確にする。
(事例:所沢聖地霊園 樹木(生垣)再生)
その他留意点
ただ漠然と樹冠りに刈り込むことをやめ、適期(概して植物生育期直前)に、計画的に高さ、勾配、厚み、同時に段の位置等を定めて、樹種の性質を踏まえて実施する。特に生垣では、水平線、垂直線やコーナーの美しさを重視、低木においては、角を出すのか丸めるのか明確にする。
(事例:所沢聖地霊園 樹木(生垣)再生)
・丁張り、位置だしを実施する。
・強剪定となるため二段階施工とする。通常のバリカンや刈込鋏での着手ではなく、チェーンソーや枝きりによる太い枝の除去等の荒剪定を実施する。
・荒剪定後に刈込鋏と枝切鋏による切口の切戻しとラインのシャープさを際立たせる整枝剪定の実施等。
ニーズ
低木は、経年とともに肥大化して大きく景観を変えてしまう。また、生垣は樹高が上がり、厚みを増し、同時にすそも上がってしまい、双方とも視界をさえぎったり交通の妨げになることがある。中低木を健全かつ適正なボリュームに維持するために駆使する剪定の刈込技術。
低木
施工前(2013.4.19)
丁張りがけと、それに従った刈込作業の完了状況(2013.5.17)
再萌芽による復元状況(2013.9.10)
生垣
施工前(2013.4.24)
施工中、荒剪定と整姿剪定の並行作業状況(2013.5.2)
剪定・刈込み作業完了(2013.6.19)
再萌芽による復元状況(2013.8.20)
トビが出てきている状況(2013.9.9)
軽く刈込んだ後の状態(2013.9.20)