都市部の貴重な緑の保全と、
来訪者の感性を訴求する庭園美の共存

みどりの維持・管理

ホテル

グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンス さくらタワー東京

都心のプリンスホテルでは最も歴史のあるグランドプリンスホテル高輪は竹田宮邸跡で1953年に開業しています。1971年に旧高輪プリンスホテルが新築され、日本庭園もこの時に築造されました。1982年にはグランドプリンスホテル新高輪が、その後ザ・プリンスさくらタワー東京と高輪地区に3つの異なる特徴を持ったホテル群です。斜面地の成熟した緑は都市部の骨格の緑を形成し、エリア全体は都心のオアシスと言えます。日本庭園、茶庭、樹林地、芝生広場等で構成される約2万平米の緑においては、四季感溢れる近自然型でかつ管理された健全な緑の維持を目指しています。ここでも、エリア全域に対して管理グレードを設定し、集中型グリーンサポートに加えて、日常の巡回型グリーンサポートにて費用対効果を高めています。

グランドプリンスホテル高輪の自然風景式(日本)庭園の核となる池周辺と芝生地は恒常的に良い状態を保つべきハイグレードゾーンです。

庭園を接続する通路周辺は、山野風あり、長い境栽ありと多彩な景観が連続します。また庭園内には19種230本の桜が春に彩りを添えます。

また庭園内には歴史を物語る建造物も点在し、写真スポットも多くあります。

橋の下にはせせらぎが流れ、林間の通路を歩けばしっとりとした心地良さを感じられます。

グランドプリンスホテル新高輪の駐車場周辺は、特に濃い緑の大径木で覆われており、都市の重要な緑として位置づけられています。

グランドプリンスホテル新高輪の付帯に「茶寮恵庵」がありますが、少し山道を登り山門に着くと、都市部にいることを忘れてしまいそうです。本格的露地庭経て数寄屋造りの茶寮に至ります。

グランドプリンスホテル新高輪のシンボルとも言える、豪快な屏風岩の滝があります。自然度の高い樹木群と造形美あふれる滝の融合した景観を維持しています。

宴会場「飛天」のロビーからみる庭は濃い竹林で構成され、前面の建物を緩和しています。

特に沿道の高木は道路への張出しに留意しながら、数年に一度の強めの透かし剪定を、優先度をもって実施しています。

ザ プリンスさくらタワー東京の1階のロビーやレストランからは、意匠的な水流のある池と低木寄植えの大斜面、そしてさくらの樹木群です。恒常的に良好な状態を維持すべきエリアです。

件名
グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンス さくらタワー東京
所在地
東京都港区高輪3-13-1
事業主
株式会社 プリンスホテル
発注者
株式会社 西武SCCAT(2012年以前は株式会社プリンスホテルより)
契約期間
2004年度より継続

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