歩道の舗装や施設を持ち上げる根の処理技法

ソリューション

緑地管理技術

樹木の根上り防止対策

樹木の生育を阻害せず根を処理する工法。舗装の干渉部分は根切り後、根の伸長を阻止したい方向には防根シート等を布設して、また埋め戻し、舗装復旧を行う。樹木の生理バランスが崩れるために地上部剪定を実施することが望ましい。なお事前に根回しをおこなう時間的余裕があれば万全である。
(事例:西武鉄道 玉川上水駅付近 樹木:ソメイヨシノ H16.0m C2.0m W10.0m)

ニーズ

歩道脇に植栽された樹木の根が経年の成長により歩道舗装を持ち上げてしまい、つまづき等の危険性がある場合、舗装を掘り返して持ち上げた根の部分を切除しただけでは、再度舗装を持ち上げてしまったり、ひいては樹木を枯死に至らしめる危険性もあるため、耐圧構造であり、かつ根の生育を土中に誘導できる植生路盤に置換する。

模式断面図

現況画像

太根がインターロッキングブロック塗装を持ち上げている。

施工手順:1

本件では、根系が縁石(舗装見切り)をも呑み込んでいたため、やむなく大断面の干渉部分を切断。

根切り状況。

癒合促進剤塗布状況。

塗布完了。

施工手順:2

耐圧植生路盤材への入替えと防根シートの布設を行う。

施工手順:3

舗装材の復旧、完了。

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