平成27年度東京都指定管理公園評価Sランクの都民協働、
自然環境教育のフィールド(その2)

公園管理運営

公園

都立野山北・六道山公園

野山北・六道山公園は、首都圏に残された「緑の島」都立狭山自然公園の西端にあり、雑木林と谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)の組合せによって、豊かな自然が残された都立で最大の都市公園です。公園のおすすめスポット「里山体験エリア」には江戸時代の屋敷を再現した、かやぶき屋根の家があり、活動拠点のひとつとなっています。

1.都民と協働する場づくり

田植えや稲刈りなどのイベントや様々なボランティア活動など都民と連携しての取り組み

雑木林の下草刈りや、湿地の保全活動など、さまざまなボランティア活動が行われています。

田んぼの田植えから稲刈りまで年間を通してイベントがおこなわれています。

2.多様な自然環境による環境教育の場づくり

刈残しを設けたバッタランドや注目種を保全する草刈をすることによる利用者が様々な環境に触れる機会の創出

公園の見どころ作りその1はヤマツツジの保全です。

公園の見どころ作りその2はウバユリの保全です。

広場での草刈り時、バッタのための刈残しを作り、生物多様性のポテンシャルを高める工夫をしています。

左の刈残し(バッタランド)を利用しパークレンジャーによるガイドではバッタの追い込み漁を行い大人から子供まで楽しめる場所となっています。

利用者の安心安全のための園路のセットバック伐開を行っており、利用者からは「歩きやすくなった」や「景色が明るくなって心地よい」などの好評を得ています。

3.東京都、近隣自治体、環境保全団体等との協議による公園管理運営

協議会や懇談会を開催し、また利用者と多様な意見を交換しながら、管理運営方針を利用者と共有、合意した管理の遂行

東京都、近隣自治体、自然保護団体や関係団体との協議会の様子です。

協議会や公園ボランティアミーティング等で様々な意見交換を経て東京都樹林地整備工事に反映されました。
(画像左はBefore、右はAfterです)

自然保護団体や専門家と連携、調査をして湿地の再生計画や管理方法などを関係各所と共有し合意形成を図り作業をすすめています。

選択的除草をおこなう等、細やかな管理を実施しています。
(画像左はBefore、右はAfterです)

件名
都立野山北・六道山公園
所在地
東京都武蔵村山市三ツ木4-2
事業主
東京都
発注者
西部公園緑地事務所
竣工時期
1988年(開園)
契約期間
2005年度より継続
面積
約200ha

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